かけはし誌上コラム(かけはし掲載分)
 
 

平成18年3月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
 皆様、こんにちは。このたび、3月末をもって大田地域産業保健センターの健康相談員
を退くこととなりました。
 私自身は、皆様の職場にお邪魔したり、お話を伺ったりすることで、皆様の作業環境や
就労状況を知ることができました。
 体外的な影響で納品期日がどんどん短縮化され、そのプレッシャーの中でストレスを
抱えながら仕事をしなければいけない状況や、24時間の不規則勤務で生活リズムを
保つことの難しさなどから皆様の置かれた立場の厳しさをひしひしと感じました。
その一方で、従業員の人数は少ないながらも力をあわせてやっていこうという姿勢や
安全の為にも健康管理を重要と位置づけていらっしゃる事業所の姿に感銘を受けました。
 働く環境を変えることはなかなか難しいですが、働く皆様お一人おひとりが「心身の
健康があってこそ仕事も効率よく安全に行える」ことを毎日の生活の中に心がけていただ
けたらと思います。
 皆様には、個別の健康相談を始め事業所訪問や講演会、紙面、ホームページ等を
通して大変お世話になりました。
今後も羽田鉄工団地協同組合での健康相談事業は行いますので、引き続きご利用
下さい。皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

次回健康相談日
3月14日(火)12:00-14:30

○ 事務局より
山口保健師の健康相談は3月で最終回となります。
2年間にわたるご指導ありがとうございました。さらなるご活躍を期待しています。


平成18年2月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
 森林浴や山登りに行くと、ふんわりと漂う木や空気のみずみずしい香りに包まれ、
気持ちが安らぎますね。今回は健康法の一つとして最近注目を集める「アロマテラピー」
のご紹介です。
 アロマテラピーとは、芳香療法とも言われ日本では民間療法に位置付けられています。
植物性の材料を精製して精油(エッセンシャルオイル)を取り出し利用するものです。
香りは、心地よい匂いをかいで気分が良くなるというだけでなく、体に様々な影響を与える
といわれています。精油が身体に働きかける方法は
【@脳への刺激】精油の香りをかぐと脳への刺激となり、自律神経やホルモン系、免疫系へ
その刺激が伝わると言われています。
【A吸入】香りは気道を通って肺へ吸入されると、気道の粘膜に吸収されます。また、精油
の共通の働きといわれる抗菌作用で喉をクリーンにします。
【B浸透】精油は皮膚からも吸収され、皮下組織まで浸透していきます。
これらの3つの方法を全て満たすものはアロマ入浴といわれています。精油を湯に垂らし
香りの湯気に包まれゆっくり深呼吸をすると心も体もリラックスできるという訳です。
リラックスや安眠にお勧めの精油はラベンダー油。気分をシャキッとしたい時には
ローズマリー油など。初めての方は肌への刺激を考慮してパッチテストをお勧めします。
頭で分かっていてもなかなか気分の切り替えが難しい時も、香りという感覚の刺激から
心身の安らぎを得ることも健康法の一つとして取り入れてみられては如何でしょうか?

次回健康相談日
3月14日(火)12:00-14:30


平成18年1月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
 さて、今回は高尿酸血症の担当 山口保健師  予防についてです。
表のお勧めのものを取り入れ、要注意のものを減らすよう心がけましょう。
特に尿酸の素になるプリン体を多く含む食品や飲物は控えたいものです。
 
 

 
お勧め
要注意
食 事 ・パンや穀類
・芋類など野菜
・海藻
・豆腐
・卵
・チーズや牛乳
・カロリーの取り過ぎ
・動物の内臓
・いわし
・鶏がら
・豚骨スープなど
アルコール
プリン体が少量のもの
 (量は程々に!)
・焼酎
・ウイスキー
プリン体が特に多いもの
・ビール
水 分
尿量が増し、尿酸も排出されます
・水やお茶など
 2Lを目安に
 
運 動
有酸素運動
・ウォーキング
・ジョギング
・水泳など
無酸素運動
激しすぎる運動は尿酸値を
上げてしまいます。
休 息
・ゆっくり休む
・お風呂に入る
・本を読む
・音楽を聴く
・散歩など
 

次回健康相談日
2月8日(水)12:00-14:30
(今月は、第2水曜日に開催します)


平成17年12月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
 年の瀬が迫ってきました。忘年会や外食の増える季節ですね。今回は生活習慣病
の中でも「痛風」を引き起こす高尿酸血症についてです。
高尿酸血症の状態が続き、尿酸が血液中に溶けきれなくなると、尿酸が結晶となり
関節や腎臓に蓄積し、炎症を起こします。
これを痛風といい、突然足の親指のつけ根や関節が腫れ、激痛を起こします。
 その原因は「尿酸の代謝異常」と言われ、体内で作られる尿酸の量が増えすぎ
(産生過剰)、体の外へ排泄される量が少なくなり(排泄低下)、体内に尿酸が蓄積する
ことによって起こります。
尿酸値が7.0mg/dLを超えると高尿酸血症ですが、これは血液検査でわかります。
要因としては、食べ過ぎや肥満、アルコールの飲みすぎ、ストレス等があります。
痛風患者の99%は男性に見られ、中高年に多く大酒、大食の人によく起こる傾向がある
ことからかつては「ぜいたく病」とも呼ばれていました。
対策としては、生活習慣の改善と薬物療法です。放置すると、痛風や尿路結石、その他
の生活習慣病等を起こす原因となってしまいます。
「イタタッ」と苦しむ前の予防策を来月お知らせしましょう。暴飲暴食に気を付けてよい
お年をお迎え下さい。

次回健康相談日
    1月10日(火)12:00-14:30


平成17年11月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
 朝夕が肌寒い季節となりました。今月は本格的な寒さを迎える前に、冬を上手に乗り
切る為の風邪予防についてです。
風邪とは、鼻やのどを中心に起こる急性の上気道の炎症の総称で、正式には風邪症候群
と言います。
原因はウイルスによるものが8割以上、その種類は200以上あります。現在はウイルス
そのものに対する治療がない為にそれぞれの炎症を抑える薬で対応しているのが現状です。
そこで大切なのは、ウイルスに負けない体に整えておくことです。
具体的には体力と免疫力アップです。
【大原則】帰宅したらまず、手洗い、うがい。
【栄養】免疫力上昇効果のあるビタミンA(人参・ホウレン草・シソ等)やビタミンC(レモン・
          みかん・パセリ等)やたんぱく質(卵・乳製品・肉類・魚類等)等を取り入れバランス
          よく食べましょう。
【休息】体力を回復したり免疫力をつけるには睡眠が不可欠です。風邪の引き始めにも、
          早めの就寝で悪化を防止しましょう。
【体力】低下している時は風邪を引きやすくなります。日頃から体力をつくる運動・休養を
          組合せ体力維持に心がけましょう。
【室内環境】風邪の蔓延の原因に低温と乾燥があります。室内は20度に湿度は50〜70%
          に保つと良いでしょう。寝室に塗れたバスタオルをかけても効果が期待できます。
日頃の生活を整え風邪を防ぎ、風邪を引いても早期回復で冬を乗り切りましょう。

次回健康相談日
   12月13日(火)12:00-14:30


平成17年10月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
【健康ミニ知識】
今年も労働衛生週間の時期となりました。また、特殊作業や深夜に従事されている
方は半年に一度の定期健康診断(健診)はお済みになりましたか?
健診結果は如何でしたか?また、先回と比べて何か変化はあったでしょうか?
健診は、ご自分の今の健康状態が把握でき、さらに健診を継続することでその変化
が分かります。
では、健診結果のどこを見たら良いのでしょうか?健診結果の判定区分を見てみま
しょう。多くはABC判定や123等の数値判定などで記されてあり、正常から要精密検査
まで様々です。検査や受診が必要な場合はきちんと受診し、病気の早期発見に努め
ましょう。
また、要観察の場合は、普段の生活や仕事環境を見直す必要があります。
それらの積み重ねが体調に変化を与えている場合が多く、生活習慣病や職業病を
引き起こす要因となります。
働き盛りの皆さんにとって、健康であることは仕事を安全に行ったり、効率を上げたり
する上で重要ですね。体調不良が続けば、仕事にも集中できずに、ミスや事故にも
繋がりかねません。
今年の健診結果を今後の健診結果とも比較できるよう決めた所に保管しておきましょう。
また、今年から個人情報保護法が施行されました。健診結果も大切な個人情報です。
一方、事業者側は従業員の健康と安全を守る立場から、従業員への健康管理は必要です。
健診についてのご相談のある方は、下記相談日をご利用下さい。事業所への出張も
致します。

次回健康相談日
  11月 8日(火)12:00-14:30


平成17年9月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
健康ミニ知識
ご自分の歯をじっくり見たことはありますか?歯と口の状態は健康のバロメーターとして、
美味しく食事を取ることや健康な生活を送る上で大切です。今月は虫歯予防についてです。
口は食べ物を噛んで飲み込むという消化の入り口です。よく噛むことは、以下の
噛む効用
@頭、あごの骨やA歯と歯周組織の健康維持、B脳への刺激、C唾液分泌の促進、
D満腹感の獲得などがあります。
しかし、歯磨きや噛み方が偏ると歯肉が下がり、そこに食べカスが溜まり、虫歯になりやすい
状態ができます。虫歯は口の中にいる細菌が食べカスを元に繁殖し、歯を溶かす病気です。
虫歯は誰にでも起こる老化現象とは違い、努力次第で予防できます。
健康な歯を保つポイントを確認してみましょう。
観察ポイント
@歯の上側、溝のある噛み合せ部分A歯と歯の間B歯と歯肉の境目、特に上の前歯と奥歯
は虫歯になり易い部分です。
歯ブラシ選び
歯磨き部は人指し指1本半の幅で柔い又はふつうの硬さ、柄はまっすぐが良いでしょう。
背からみて毛先が外に飛び出たら買い替え時です。また、虫歯予防にフッ素配合の歯磨き剤
がお勧めです。
歯磨きポイント
歯にしっかり毛をあて、軽い力で、細かく動かして磨きます。歯の根元は毛を45度の角度であて、
歯肉もマッサージしましょう。
半年に一度は、定期健診で予防や早期発見と早期治療を心がけ、いつまでもご自分の歯で
美味しい食事や健康な生活を楽しみたいものです。

次回健康相談日
   9月13日(火)12:30-14:30

 10月は女性専用相談日です。ご利用下さい!
  10月11日(火)12:00-14:30


平成17年8月
健康相談のコーナー

担当山口保健師
時節シリーズ
健康セミナーに参加された皆様はお疲れ様でした。
さて、本格的な夏到来、屋外や加熱処理を扱うお仕事の方には一番厳しい季節ですね。
そこで今月は夏バテ対策についてです。昔は夏バテと言えば、猛暑による体力消耗や食欲不振
からの夏やせ、夏まけのことでしたが、現在は冷房による屋内外の温度差からくる自律神経の
疲れも多いようです。

【症状】暑気や発汗により、だるい、食欲が出ない、胃がもたれる・むかつく、便秘や下痢をするや
不眠、思考力が落ちるなどもあります。また、冷房は自律神経の働きを低下させ神経の疲れを引
きおこします。
暑さで体力を消耗すると、体力低下のため抵抗力が弱まり風邪や病気にもかかり易くなります。
【夏バテ対策:生活編】
@ 頭に被り物をしましょう(帽子・タオル)
A 通気性・吸湿性の良い服装にしましょう
B 睡眠はしっかり取りましょう
C 冷房は27-28℃にし、夜間はタイマーで1-2時間に設定しましょう 
D 休息はこまめに取りましょう
E 規則正しい生活を心がけましょう。
【対策:食事編】夏を乗り切る為の栄養素は
ビタミンB1:ニンニク・ニラ・豚肉・鰻
ビタミンC:柑橘系の果物・じゃがいも
たんぱく質:大豆および大豆製品・みそ
EPA:サバ・アジ
旬の野菜:トマト・にがうり・なすび・西瓜
香辛料:しょうが・唐辛子などで、肉じゃがや
    豚肉の生姜炒めはお勧めの一品です。
水分:麦茶や水、温かいお茶などこまめに。

 夏バテしない体を作り、元気な夏をお過ごし下さい。
次回健康相談日
  9月13日(火)12:00-14:30


平成17年7月
健康相談のコーナー

担当 山口保健師
時節シリーズ  
梅雨と言えども蒸し暑い毎日ですね。暑い作業環境でお仕事されている皆様はさらに過酷な条件下
での労働となる季節です。そこで今回は脱水予防についてのお話です。
私達の体の約3分の2は水分です。
体内中の水分は体温の調節や、酸素や栄養を運んだり、不必要な物を体外に排泄したりと私たちの
健康を保っています。
多量の汗をかくと水分とミネラルが同時に失われ、その分補充が必要です。
補充をしないままだと脱水状態となります。成人では普段から1日1.2Lの飲み物が必要といわれて
いますが、脱水は摂取した水分よりも失う水分が多い時に起こる為、発汗だけでなく、発熱、下痢、
嘔吐等による水分喪失でも起こります。
【脱水の症状】喉が渇く、頭痛、吐き気、めまい、皮膚の乾燥、だるい、体温上昇、尿が減る等で
これらの症状が出たら要注意です。
【脱水の予防策】症状が出る前に予防策として水分補給をしましょう。即ち、
@通常でも毎日コップ6杯は水分を取る。
A汗をかいたらコップ1-2杯をゆっくり飲んでがぶ飲みはしない
Bスポーツドリンクや梅干、塩等でミネラルも補給する。
C寝る前、起床時にコップ半-1杯の飲水で就寝中の発汗対策をする。
【脱水症状が出たら?】すぐに涼しい所で休み、水分補給しましょう。意識が薄れたり、痙攣がみられたら、脱水が進んでいる証拠ですので、すぐに病院での治療が必要です。
また、65歳以上の方は体内の水分が少なくなり、喉の渇きに気づきにくくなるので、汗をかいたらこまめに水分補給しましょう。

次回健康相談日
 7月13日(水)12:00-14:30
 (第2水曜日になります。ご注意下さい)
 


平成17年6月
健康相談のコーナー

担当 山口保健師
時節シリーズ  
先月は、東邦大学医学部看護学科生の見学実習を受け入れてくださった事業所の皆様ありがとう
ございました。
6月になると食中毒が気になる季節です。今回は、この時期に特に注意したい食中毒についてです。
昨年、わが国の食中毒患者数は約3万人、死者5人に達しています。
【原因】90%以上は細菌やウイルスで、家庭の食事が原因のものは20%を占めます。
【発生】細菌やウイルスに汚染した食品の細菌・ウイルスが増殖し、それを知らず食べると食中毒を
起こします。
【原因食品】卵や乳製品、食肉、魚貝類の生食はもちろんですが、おにぎりやおはぎ等穀類の
加工品等も注意が必要です。
【潜伏期間】早いものは30分から、遅いものでは10日経ってから症状が出ます。
【症状】下痢、腹痛、嘔気、嘔吐は共通しており、発熱、頭痛、倦怠感等もみられます。
【予防対策】下表のように食中毒予防には、細菌やウイルスをつけない、増やさない、落とすことが
大切です。見た目にキレイなことと清潔である
ことは違います。食事前には手洗いを徹底しましょう。また、生ものは特に注意です。
新鮮なものを選び、冷蔵保存し、よく過熱してから食べましょう。
またお弁当を食べ残す場合は取り置きはやめましょう。
【受診】疑わしい症状が出た場合は早めに受診するか保健所に相談しましょう。

次回健康相談日
  6月15日(水)12:00-14:30
    (第3水曜日になります。ご注意下さい)


平成17年5月
健康相談のコーナー

担当 山口保健師
生活習慣病シリーズ
糖尿病-その2‐
今回は糖尿病の予防についてです。糖尿病の予防法はまず、肥満を防ぐことです。体重が重い人ほど
糖尿病にかかり易いといわれています。
肥満の基準となるBMI(ボディ・マス・インデックス)を用いて、ご自分の標準体重を知っておくことは体型
を正確に把握する第一歩です。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出します。例えば、身長170cm、
体重65kgの人は65÷1.7÷1.7=22.5です。これを標準体重と比較します。標準体重は、病気が一番
少ない体重で、健康的な理想体重とされています。標準体重=身長(m)×身長(m)×22で算出します。
上記の例 では、1.7×1.7×22=63.6となり、ほぼ標準体重といえます。
BMIが25以上は肥満です。標準体重を目指し糖尿病予防の体型維持に努めましょう。
また、糖尿病の原因の大半は普段の生活習慣から引き起こされます。食事、運動、休息のバランスを
保てるよう心掛けたいものです。ポイントは「見た目に多種類の食材を使った彩のある食事と20分以上
の有酸素運動、リフレッシュ」です。
最後に、定期健康診断時等で血糖や尿糖が高いと言われたらまずかかりつけの内科医に相談しましょう。
精密検査の必要な場合もあります。生活習慣の乱れや体調次第で検査結果は変動します。
検査結果に一喜一憂せず定期的な血糖・尿糖検査を受けてコントロールができているかを確かめるこ
とが大切です。

次回健康相談日
    5月17日(火)12:00-14:30 組合事務所
    6月15日(水)12:00-14:30   〃
 インターネットかけはしでの相談も実施中


平成17年4月
健康相談のコーナー

担当 山口保健師
生活習慣病シリーズ
糖尿病-その1‐

「血糖が高いですね」といわれたことはありませんか?健康診断や検査で採血や採尿した際に
必ず調べる項目のひとつに血糖・尿糖があります。
日本では40歳代以上の5人に1人が糖尿病かその予備軍だと言われています。糖尿病は、すい臓
から分泌されるインスリンというホルモンが関係しています。糖は血中でインスリンによって
細胞内に取り込まれ体のエネルギー源として働きます。
糖尿病とはインスリン量の相対的不足やインスリンの作用低下により、細胞内に糖を取り込み
切れなくなり、糖の血中濃度が高くなっている状態です。
 また、この血液をろ過した尿にも糖が排出されて尿糖が検出されます。
しかし、残念ながら糖尿病は無症状に進行し重症になるまで気づかず早期発見・早期治療が
難しい病気です。症状が出た時には網膜症、腎症、神経症状など糖尿病による重篤な合併症が
見られることも多く、更に進行すると壊疽による下肢の切断や腎障害の為の血液透析も余儀なく
されてしまいます。
 糖尿病には遺伝性もありますが、同じ生活習慣を持つ家族内患者の多発から、糖尿病を引き
起こすような生活習慣の見直しが注目されています。
糖尿病の大半がゆっくり時間をかけて病状が進行することからそれだけ日頃の生活習慣、食事
や運動の影響を強く受けます。次回は病気の予防を中心にお話します。

次回健康相談日
   5月17日(火)12:00-14:30
(第3火曜日になります。ご注意下さい)  
 インターネットかけはしでの相談も実施中