羽田鉄工団地
沿革 当組合は、昭和42年に東京都内の鉄工業者46社を中心に設立され、東京都港湾局の埋立した昭和島の工業用地を取得、東京都の第1号公害防止工場団地として認可を得て、昭和43〜45年に組合員各社が移転して操業を開始しました。高度化・集団化を図ることで、騒音、振動等の公害問題を解決した画期的な成功事例として各界から高い評価を得ています。

設立当初は東京都内の鉄工業者が中心でしたが、その後、卸売業者、運送業者等様々な業種の加入も得て、現在は鉄工業者の比率は50%程度に減少しています。
 
環境 昭和島は羽田空港に近い大田区南東部に位置し、四方を運河に囲まれた湾岸埋立地で、面積61万平米のうち当団地は約25%を占めております。

昭和島には当団地以外に東京都下水道局の処理場、東京モノレールの車輌工場・車庫、緑道公園、グラウンド、野球場等があり、都区内とは思えない程の、緑の豊かな環境に恵まれています。

交通の便は、東京モノレール「昭和島」駅、京急バスの路線があり、道路も首都高、環七、湾岸等が利用できる等、都心へのアクセスは非常に良好で、物流にも通勤にも便利な立地条件となっています。
 
 
特徴 当組合は、昭和島全体で1組合で組織された工業団地で、かつ都内で数少ない工業専用地域ということもあり、組合員としての意識は非常に高いものがあります。

組合の事業としては、構内路・共同用地の管理、防犯防災管理(共同警備)の他、構内の環境維持、各種講習会、セミナーの実施等を行なうとともに、広報誌の発行等により組合員への情報提供を行っています。
 
 


※昔の写真ですが,昭和島を空から撮ったものです。今では建物が変わっている所もあります。