かけはし誌上コラム(かけはし掲載分) | 羽田鉄工団地協同組合 |
最新号(2025年5月) | |
1月 | 寒い季節に「ヒートショック」 |
2月 | お気に入りの昼食は何ですか? |
3月 | お気に入りの昼食は何ですか? |
4月 | どんなときも、心とからだのケアも忘れずに |
5月 | 百日咳の報告が増えています |
6月 | |
7月 | |
8月 | |
9月 | |
10月 | |
11月 | |
12月 |
5月
百日咳の報告が増えています
羽田鉄工団地の皆様、こんにちは。今年のゴールデンウィークは飛び石連休でしたが、平日を休むと最大で11日間の連休だったようです。新年度が始まり何かと疲れがたまりやすい5月ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
ニュースなどで見聞きした方もいらっしゃるかと思いますが、今年に入り、百日咳の患者報告者数が徐々に増加しています。百日咳は抗菌薬による治療、ワクチン接種による予防が有効ですが、乳児では重症化する可能性もあります。百日咳の特徴や感染経路、罹患したときの対応などを押さえておきましょう。
発生状況
東京都感染症情報センターの報告によると、2025年になり患者報告数が急増しています。また年齢階級別では、10代の発生が最も多く、次いで5〜9歳となっています。流行の背景として様々な要因が推察されていたが、10代の患者数が多いことから、乳幼児期に獲得したワクチン接種による免疫が、接種後年数が経過し減衰していることが考えられます。一方で世界的な流行も報告されているため、今後の動向を確認することが重要です。
症状の経過
(1)カタル期(約2週間持続):1週間程度の潜伏期を経て、かぜ症状ではじまり次第に咳の回数が増える、もしくは激しくなります。
(2)痙咳期(けいがい期, 約2〜3週間持続):次第に発作性けいれん性の咳になり、短い咳が連続的に起こり、息を吸う時に笛の音のようなヒューという音が出るのが特徴です。
発熱はなく(あっても微熱)、発作がない時は無症状ですが、何らかの刺激が加わると発作が誘発され、夜間の発作が多いです。乳児期は特徴的な咳がみられず、無呼吸発作からチアノーゼになることがあります。合併症に肺炎、脳症、特に乳児は重症化に注意が必要。
(3)回復期(2、3週〜):激しい発作は次第に減衰し、2〜3週間で認められなくなります。全経過は約2〜3カ月で回復します。
成人の百日咳は咳が長期にわたって持続し、軽症で診断が見のがされやすいです。
そのため、ワクチン未接種の新生児・乳児に対する感染源として注意が必要です。
治療
百日咳菌に対する治療として、生後6カ月以上の患者には抗菌薬を使用します。特にカタル期では有効であるため、早期受診し、内服を開始することがポイントです。咳に対しては鎮咳去痰剤、場合により気管支拡張剤などが使われます。
予防
百日咳の予防にはワクチン接種が有効であり世界各国が予防接種拡大計画のワクチンの一つとして、三種混合(DPT)ワクチンの普及を強力に進めています。DPTワクチンはジフテリア、百日咳、破傷風の3つの病気を予防するワクチンであり、主に乳幼児期に3回または4回の初回接種とその後に追加接種を行います。(本邦では2024年4月より、DPTにポリオを加えた4種混合、さらにHib感染症を加えた5種混合ワクチンが定期接種に導入されました。)
感染拡大の対策
百日咳の感染経路は、飛沫感染(鼻咽頭や軌道からの分泌物)や接触感染(感染者との接触)とされています。そのため感染を予防するためには、ワクチン接種による免疫の獲得、手洗い、うがい、咳エチケットの徹底が有用です。
学校保健安全法では、特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌薬療法が終了するまで出席停止とされています(第2種の感染症)。会社内で百日咳を発症した方が発生した場合は、受診先の医師に出社のタイミングを相談し、感染拡大防止に努めてください。
4月
どんなときも、心とからだのケアも忘れずに
羽田鉄工団地の皆様、こんにちは。新年度がスタートする4月、気持ち新たにお仕事に臨んでいる方も多いのではないでしょうか。物事は始まりが肝心といいますが、心とからだの健康を大切に、無理をしすぎないようにお気をつけください。
3月28日に厚生労働省が2024年の年間自殺者数は20,320人(確定値)だったと発表をしました。前年より1,517人が減少し、1978年の統計開始以降2番目の少なさでした(最も少なかったのは2019年の20,169人)。年代別では、50歳代が最も多く、次いで40歳代でしたが、いずれも前年に比べると減少しています。
一方で、学生・生徒らは昨年に比べ増加し、特に小中高生は3年連続で500人超えでした。若年者の自殺者数は、増加傾向にあります。
自殺者の動機では、健康問題が最も多く12,029人、続いて経済・生活問題5,092人、家庭問題4,297人、勤務問題が2,564人と続きます。いずれも複数計上のため要因は一つとは限りませんが、健康問題が最も多い状況はここ数年続いています。健康問題とは、様々な背景があると思われますが、特にうつ病などの精神的な悩み、身体の病気の悩みなどがあります。特徴として、40〜60代はうつ病の悩みや影響が多いこと、70代以上の高齢者では身体の病気の悩みが多くなることです。医療の進歩とともに治療法の選択肢が増えたり、心身ともに早期発見・早期治療といった取り組みが進んでいますが、心身の病気に関する悩みが大きくなり、自殺に追い込まれるという傾向があります。10代の自殺者の原因・動機では学校問題が最も多く、次いで健康問題や家庭問題が続きます。
心身の健康状態に不安がある状況は、とてもストレスを感じます。先行きが見通せない、今まで通りの生活ができるか心配、人間関係に不安があるなど、物事が思い通りに進まないときは特に誰しも多かれ少なかれ不調を感じることがあるかと思います。心とからだの不調のサインに素早く気が付くことが大切です。気分の落ち込みが強い、不安でたまらない、そわそわと落ち着かないなど、ご自身の心の状態を注意深く観察し、「いつもと違う」と思ったときは、できる範囲で自分のケア(セルフケア)を行いましょう。体を動かしたり、好きなものを食べる、気持ちを書き出してみる、腹式呼吸を繰り返す、音楽を聴いたり、趣味の時間を作ったりするなど、自分自身にとって心地が良いこと、楽しいと思えることに没頭する時間を作るのもいいでしょう。
また、身の周りの家族、友人、職場の同僚などのなかにも、もしかしたら調子をくずしている方がいるかもしれません。もし周囲の方の様子の変化に気が付いたときは「元気がないように思うのだけど、何かあった?」、「最近、イライラしているみたいで心配している」など、声をかけて、まずは話を聞いてみましょう。辛い気持ちを口に出すことで、気持ちが楽になったり、考えが整理されたりして、不安が和らぐことがあります。それでも状況を変えることが難しい場合は、ぜひ専門家や相談機関へご相談ください。
【悩みを抱えている方の相談窓口】
●よりそいホットライン
0120(279)338/24時間対応
●いのちの電話
0120(783)556/午後 4時〜午後 9時
0570(783)556/午前10時〜午後10時
●こころのオンライン避難所(いのち支える自殺対
策推進センター)
https://jscp.or.jp/lp/selfcare/
●地域の保健所、保健センターにも相談窓口があり
ます
3月
お気に入りの昼食は何ですか?
羽田鉄工団地の皆様、こんにちは。日本ではよく3月は出会いと別れの季節と言われます。4月からの新年度に向けてこれまで慣れ親しんだ環境を離れ、新しい生活が始まるという方もいらっしゃるでしょうか。私にとっても一つの別れの出来事がありました。『ランチを覗けば、人生が見えてくる』をテーマに働く人の昼ご飯を切り口に、そのランチの裏に秘められたこだわりやストーリーを探求するテレビ番組があるのですが、この3月をもって番組が終了し、14年間の放送に幕を下ろすそうです。様々な業種や職種の方が登場し、それぞれの職場環境に応じたランチ事情を見聞きすることは、働く人の健康支援を第一に考える私にとってとても興味深い番組でした。番組を見なければ知りえなかった職業や職場の環境があり、番組を通じて多くの事を学びました。
食事、特に昼食の時間をいかに充実させるかは、体の健康だけでなく心の健康にも影響します。皆さんは毎日のランチタイム、大切にしているポイントはありますか?ここでは、文部科学省、厚生労働省、農林水産省が「食生活指針の解説要領」にて示している食生活のポイントをお示しします。
@食事を楽しみましょう。毎日の食事は健康寿命の延伸、生活の質(QOL)の向上の基本です。食事の栄養バランスを整え、美味しさを味わい、会話を楽しみながらゆっくりよく噛んで食べることが、体と心の健康に繋がります。
A1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。ここ数年、特に20〜30歳代では朝食を食べない方が増加しています。朝は出かける時間まで寝ていたい、食事を準備するのが億劫、空腹感がないなど理由は様々に考えられますが、朝食をとることで、一日の食生活のリズムが整い、活動のエネルギーにもなります。また間食や夜食、過度の飲酒は、食事のリズムが乱れやすくなります。朝から食事をすることに慣れていない場合は、牛乳1杯から始めることをお勧めします。
B適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病、やせは骨量減少や低出生体重児出産のリスクになります。高齢者のやせは低栄養、フレイル(虚弱)にもつながる可能性があります。
BMI20以上25未満(体重[kg]÷身長[m]÷身長[m]で算出)が適正体重を維持できるような食事と運動が大切です。
C主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
Dごはんなどの穀物をしっかりと。
E野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
F食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて主食、主菜、副菜を意識して、偏りなく多様な食品を摂取することで、おのずと栄養バランスも整います。1度の食事で全てを揃えることは難しくても、1日全体で調整をすると無理なく続けられると思います。
G日本人の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。日本には地域の気候や風土に根差した食料生産と結びつき、多様な料理を組み合わせた特色ある食文化が育まれています。平成25年に「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。普段の食事に、郷土料理や伝統的な食材を取り入れるとバリエーションも広がり、季節の食材を使うことでおのずと栄養バランスも整っていきます。
皆さんの故郷の味、思い出の料理は何ですか?
H食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を日本では、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品が約600万トンあります。食事を楽しむと同時に、無理無駄(買いすぎ、作りすぎ、頼みすぎ)に注意し、適量を心がけることでフードロスの削減、無駄や廃棄の少ない食生活ができますね。
I食に関する理解を深め、食生活を見直してみましょう。
2005年に制定された食育基本法は、国民が生涯にわたって健康的に生活することで、豊かで活力ある社会が実現することを目的としています。子どものころから生涯にわたり、家庭や学校、地域において食生活や食の安全性への理解を深めることは、食を通じて心とからだを健やかに過ごす大切な要素になります。
仕事をしながらデスクで昼食という方は多いのかもしれません。時には気分を変えて、外の空気を吸いながら、空の下でランチはいかがでしょう。
参考資料:食生活指針の解説要領 (文部科学省/厚生労働省/農林水産省)
2月
お気に入りの昼食は何ですか?
羽田鉄工団地の皆様、こんにちは。日本ではよく3月は出会いと別れの季節と言われます。4月からの新年度に向けてこれまで慣れ親しんだ環境を離れ、新しい生活が始まるという方もいらっしゃるでしょうか。私にとっても一つの別れの出来事がありました。『ランチを覗けば、人生が見えてくる』をテーマに働く人の昼ご飯を切り口に、そのランチの裏に秘められたこだわりやストーリーを探求するテレビ番組があるのですが、この3月をもって番組が終了し、14年間の放送に幕を下ろすそうです。様々な業種や職種の方が登場し、それぞれの職場環境に応じたランチ事情を見聞きすることは、働く人の健康支援を第一に考える私にとってとても興味深い番組でした。番組を見なければ知りえなかった職業や職場の環境があり、番組を通じて多くの事を学びました。
食事、特に昼食の時間をいかに充実させるかは、体の健康だけでなく心の健康にも影響します。皆さんは毎日のランチタイム、大切にしているポイントはありますか?ここでは、文部科学省、厚生労働省、農林水産省が「食生活指針の解説要領」にて示している食生活のポイントをお示しします。
@食事を楽しみましょう。毎日の食事は健康寿命の延伸、生活の質(QOL)の向上の基本です。食事の栄養バランスを整え、美味しさを味わい、会話を楽しみながらゆっくりよく噛んで食べることが、体と心の健康に繋がります。
A1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。ここ数年、特に20〜30歳代では朝食を食べない方が増加しています。朝は出かける時間まで寝ていたい、食事を準備するのが億劫、空腹感がないなど理由は様々に考えられますが、朝食をとることで、一日の食生活のリズムが整い、活動のエネルギーにもなります。また間食や夜食、過度の飲酒は、食事のリズムが乱れやすくなります。朝から食事をすることに慣れていない場合は、牛乳1杯から始めることをお勧めします。
B適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病、やせは骨量減少や低出生体重児出産のリスクになります。高齢者のやせは低栄養、フレイル(虚弱)にもつながる可能性があります。
BMI20以上25未満(体重[kg]÷身長[m]÷身長[m]で算出)が適正体重を維持できるような食事と運動が大切です。
C主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
Dごはんなどの穀物をしっかりと。
E野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
F食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて主食、主菜、副菜を意識して、偏りなく多様な食品を摂取することで、おのずと栄養バランスも整います。1度の食事で全てを揃えることは難しくても、1日全体で調整をすると無理なく続けられると思います。
G日本人の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。日本には地域の気候や風土に根差した食料生産と結びつき、多様な料理を組み合わせた特色ある食文化が育まれています。平成25年に「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコの無形文化遺産に登録されました。普段の食事に、郷土料理や伝統的な食材を取り入れるとバリエーションも広がり、季節の食材を使うことでおのずと栄養バランスも整っていきます。
皆さんの故郷の味、思い出の料理は何ですか?
H食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を日本では、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品が約600万トンあります。食事を楽しむと同時に、無理無駄(買いすぎ、作りすぎ、頼みすぎ)に注意し、適量を心がけることでフードロスの削減、無駄や廃棄の少ない食生活ができますね。
I食に関する理解を深め、食生活を見直してみましょう。
2005年に制定された食育基本法は、国民が生涯にわたって健康的に生活することで、豊かで活力ある社会が実現することを目的としています。子どものころから生涯にわたり、家庭や学校、地域において食生活や食の安全性への理解を深めることは、食を通じて心とからだを健やかに過ごす大切な要素になります。
仕事をしながらデスクで昼食という方は多いのかもしれません。時には気分を変えて、外の空気を吸いながら、空の下でランチはいかがでしょう。
1月
寒い季節に「ヒートショック」
羽田鉄工団地の皆様、新年あけましておめでとうございます。一年の計は元旦にありと言いますが、皆さんの今年取り組みたい目標や計画はお決まりでしょうか。私は、羽田鉄工団地の皆様が今年一年健やかにお過ごしになることを願っております。
2025年最初のテーマは冬に起こりやすい「ヒートショック」についてです。時折、浴室での事故により亡くなられると言うニュースを耳にすることがありますが、その原因にはヒートショックによるものが多いと考えられます。入浴中の事故や突然死は、主に65歳以上の方で起こりやすく、高齢の方に向けて注意喚起が行われることが多いですが、50歳代の方や持病が無い方も油断は大敵です。まだまだ寒い日が続きますので、ご自身やご家族の健康のため、身の回りの環境を整えて、日常の生活のなかで予防をしていきましょう。
1.ヒートショックが起こりやすい状況
ヒートショックでは、急激な温度の変化により血圧が大きく変動することにより、身体への負担が大きくなることで起こります。血圧は、暖かいところでは血管が弛緩(拡がり)して下がり、寒いところでは血管が収縮(縮まる)し上昇します。室温の急な変化により血圧が変動し、脳全体の血液の流れが少なることで失神を起こしたり、心臓への負担が大きくなり不整脈や心筋梗塞などを発症したりし、重症の場合は死に至ることもあります。特に、暖かい居室から、寒い脱衣所や浴室、温かい湯船へと移動する間に血圧変動が大きくなり、入浴中や入浴後に湯船に浸かっている間に失神、溺水する事例が多いです。
2.入浴中の事故発生状況
少し以前の統計データ(添付資料参照)になりますが、家庭の浴槽での年齢別の溺死者数をみると、65歳以上に多く発生していることが分かります。さらに年間を通してみると、月平均では12月〜2月にかけて事故死者数が増えています。65歳以上の方、かつ寒い時期に起こりやすいという特徴がみてとれます。
3.入浴中の事故、ヒートショックを予防する
ヒートショックに関連する事故は高齢の方に多い傾向はありますが、若い方や持病が無い方でも何の前兆も無く起こる可能性はあります。入浴中の事故を予防するためのポイントを抑えて、日々の対策を心掛けることが大切です。
・脱衣所や浴室を暖める
・湯温は41度程度・長湯はしない
・浴槽から出る時は急に立ち上がらない
・食後・飲酒後の入浴は避ける
・入浴前に同居者に声を掛ける
室温と脱衣所や浴室の温度差を少なくし、脱衣所や浴室を十分に暖めておくことがポイントです。湯を浴槽にためる時はシャワーから給湯をしたり、浴槽に湯が沸いてからお風呂の蓋を外し浴室に蒸気をたてておく、シャワー浴の場合はあらかじめ温かい湯を出して脱衣所や浴室を暖かくするなどの工夫ができると思います。脱衣所にヒーターを設置して暖かくする方法もありますね。
4.もしも急変してしまったら
十分に注意をしていても、事故が起きる可能性はゼロにはなりません。もしも、浴室で倒れてしまった場合は、安全な場所に移動し、意識や呼吸を確認、反応がなければ直ちに救急車を要請してください。救急隊の到着を待つ間は、心肺蘇生を試みます。いざという時のために、救急講習(医師会や日本赤十字社、消防署などで受講できます)を受け、自宅近くのどこにAED(自動体外式除細動器)の場所を確認しておきましょう。
AEDの設置場所は公共機関、駅、商業施設、大規模マンションなどにも設置されていることがあります。自宅や会社、通勤途中など、生活圏内でどこにAEDが設置されているか覚えておくと、いざという時にすぐに対処ができます。
日本救急医療財団が作成している全国AEDマップ(https://www.qqzaidanmap.jp/)もご参照ください。
2025年が皆様にとって良い年になりますように。本年もどうぞよろしくお願い致します。
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