かけはし誌上コラム(かけはし掲載分) 羽田鉄工団地協同組合





労働衛生コンサルタント北條先生
&
岡部保健師
最新号(2026年10月)
10月 「10月10日は世界メンタルヘルスデー」


「10月10日は世界メンタルヘルスデー」


羽田鉄工団地の皆様、こんにちは。今年は、東京都心における降水日数が過去最長となり、9月は1か月間、すべての日で降水がありました。長雨が続き、体調不良を感じている方も増えているようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
世界精神保健連盟が、1992年よりメンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日は「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
国際記念日(国際デー)として、世界の各地でメンタルヘルスに関する普及啓発活動が行われます。身近なところでは、東京タワーがメンタルヘルスを象徴するシルバーリボン運動にちなんで、シルバーにライトアップされます。厚生労働省は「つながる、どこでも、だれにでも」をテーマに掲げており、心のサポーター養成研修やメンタルヘルスに関する講演会、オンラインスポーツイベントなど多数のイベントが開催されます。

1.メンタルヘルス・ファーストについて
皆さんがご家族や友人・知人から心の悩みの相談を受けたとき、心の不調に気がついたとき、どのように対処しますか?すぐに専門家や医療機関の受診を勧めるよりも、まずは悩みを聞いたり、声をかけたりする人が多いと思います。専門家に相談する前に提供する支援に「メンタルヘルス・ファーストエイド」という考え方があります。
オーストラリアのメルボルン大学の研究者により開発され、オーストラリアでは医療専門職に限らず、一般市民を対象にプログラム研修が普及しているそうです。

2.メンタルヘルス・ファーストの5原則
メンタルヘルス・ファーストを行う上で「りはあさる」の5つのステップが大切です。
�@リスク評価(り)
心の不調に気づく。特に、自殺企図や自傷・他害のリスクを評価します。なかなか踏み込みにくい内容ですね。必ずしも、話の最初から聞く必要はなく、話を聴きながら、思いを聴き取ることがポイントです。もっと大事な項目として1番目に位置づけられています。
�A判断・批判せず話を聞く(は)
じっくり話を聴く
�B安心と情報を与える(あ)
サポートの手段を伝える・勧める
�Cサポートを得るように勧める(さ)
サポートの手段を勧める
�Dセルフヘルプ(る)
すぐに実践するのはハードルがあると思いますが、日本では心のサポーター養成研修などで研修を受講することができます。興味関心がある方は「ここサポ」で検索をしてみてください。

文献厚生労働省
メンタルヘルス・ファーストとは
https://www.mhlw.go.jp/content/text3_06_19-20.pdf


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