かけはし誌上コラム(かけはし掲載分) 羽田鉄工団地協同組合





労働衛生コンサルタント北條先生

岡部保健師
最新号(平成29年9月)
9月 健康寿命の延伸

平成29年9月

健康寿命の延伸

8月は雨の日が多く六郷の花火大会も二子玉川の花火も中止になりました。高温多湿の気候は体調を崩しやすいので皆さんも注意が必要です。
今回は健康寿命について書きたいと思います。国立社会保障・人口問題研究所が8月1日に平成27年度の社会保障給付費を発表しました。総額は119兆2254億円(伸び率2.3%)で過去最高でした。国民が長寿になることは喜ばしいことですが、社会保障費(年金、医療、福祉、その他)の増加を抑制する必要があります。
6月に内閣府から発表された「骨太の方針」で「健康寿命の延伸」が提案されています。国民がより健康になって「医療」や「介護」のお世話にならないように努めて欲しいということです。
健康寿命とはWHO(世界保健機関)が2000年に提唱した概念で「日常的、継続的な医療、介護に依存しないで、自分の身心生命を維持し、自立した生活が出来る生存期間」と定めています。
WHOの発表によれば2016年の健康寿命は男女平均で1位が日本74.9歳、2位シンガポール73.9歳、3位韓国73.2歳とアジアが上位を占めています。最短はシエラレオネの44.4歳でした。統計の無い国もありますが194カ国の集計です。日本人の健康寿命は男性が70.42歳、女性が73.62歳です。県別では男女とも山梨県が1位です。2位は男性が沖縄県、女性は静岡県でした。平均寿命と健康寿命の差は男性が10.36年、女性が13.52年でした。この期間は不健康期間として医療や介護を受けることになります。健康寿命を延ばすにはテクテク、カミカミ、ニコニコ、ドキドキが大切です。

適度な運動(テクテク)3度の食事(カミカミ)心の健康(ニコニコ)感動的な刺激(ドキドキ)です。
男女とも1位である山梨県の特徴は@がん検診や特定健診の受診率が高い、A元気に働き続ける高齢者が多い、Bボランティア活動への参加など社会への関わりを持つことで「運動」「栄養」「社会参加」が出来ているようです。

平均寿命について
厚労省は7月27日、平成28年度の簡易生命表を発表しました。男女とも平均寿命は過去最高を更新しました。男性は前年比0.23歳伸びて80.98歳、女性は0.15歳伸びて87.14歳となりました。男女差は6.16歳で前年に比べて0.08歳短縮しました。悪い生活習慣は排除して健康寿命の延伸に努めてください。


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