| かけはし誌上コラム(かけはし掲載分) | 羽田鉄工団地協同組合 |


| 最新号(2026年6月) | |
| 6月 | 「熱中症対策」 |
「熱中症対策」
羽田鉄工団地の皆様、こんにちは。日に日に暑くなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
気象庁は危険な暑さへの警戒を呼びかけるために、40度を超える日の名称を「酷暑日」と定義しました。
今年も、全国的に平年を上回る厳しい暑さが予想されています。本格的な夏をむかえる前に、熱中症対策を万全に整えましょう。
令和7年職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)によると、死亡者数は減少していますが、熱中症の発生は増加しており前年比約4割の増加でした。業種別では製造業が最も多く、熱中症予防の労働衛生教育をしていなかった事例や、高血圧症や糖尿病など熱中症のリスクが高い者に配慮していなかったケースもありました。
熱中症の原因
熱中症は、体内の水分や電解質(塩分)バランスが崩れることで、体温の調節ができなくなり、正常な水分調節や血液循環など身体の機能が失われることで起こります。
特に、高温多湿で蒸し暑い環境、作業の身体的負荷が高かったり、休憩が取れなかったりすること、寝不足や二日酔い、下痢など体調が優れない、暑さに慣れていない(暑熱順化)ときに発生しやすいです。
職場における熱中症対策
厚生労働省は熱中症の重篤化を防止するため、2025年に労働安全衛生規則を一部改正しました。職場における熱中症対策として「体制整備」、「手順作成」、「関係者への周知」が事業者に義務付けられました。
@熱中症の自覚症状がある人や疑いのある人が出た場合の緊急連絡先や担当者を決めるなどの体制整備を事業所ごとに定める(決めた内容は職場内で周知)
A作業からの離脱、身体の冷却、医療機関への搬送など重症化防止のための手順を事業所ごとに定める
B職場での対策の内容を作業者に周知する(朝礼やミーティング、掲示板、社内イントラを活用)
熱中症の予防法 プレクーリング
熱中症対策のひとつにプレクーリングという方法があります。作業を始める前に、十分に身体を冷やしておくことで、作業中の体温上昇が緩やかになります。例えば、手足を冷水などで冷やす、冷感ミストの使用、アイススラリー(液体に微細な氷の粒子が分散したシャーベット状の飲料)を飲むことなどで、作業前から体内を冷やす対策です。
ポータルサイト「学ぼう!備えよう!職場の仲間を守ろう!職場における熱中症予防情報」
https://neccyusho.mhlw.go.jp/
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